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京都府は人口10万人当たりの医師数が全国2位と多い一方、京都・乙訓医療圏に医師が集中しており、その他の医療圏では全国平均を下回るなど地域偏在が顕著です。
医師数は増加傾向にあるものの、増加率は全国平均を下回り、特に北部地域や山城南医療圏では医師確保が難航しています。
また医療圏ごとの人口10万人当たり医師数では、内科、産婦人科、放射線科、皮膚科などの7診療科で、京都・乙訓以外の医療圏が全国平均を大きく下回る状況です。
若手医師の地域定着には、医療体制の整備だけでなく、地域の魅力発信や教育環境の充実など総合的な支援が求められます。さらに府内では、高齢化の進行に伴い在宅医療ニーズが急増する見込みであり、総合診療医をはじめ、在宅医療を担う人材の育成・確保が喫緊の課題となっています。京都府で非常勤医師としての転職をお考えの方は、「医師キャリ」の求人情報をぜひご活用ください。
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令和5年10月1日現在、京都府には160の病院と31,776床の病床があります。
また、一般診療所は2,488施設あり、そのうち有床診療所は71施設、総病床数は639床です。
※出典：厚生労働省「令和５(2023)年医療施設（静態・動態）調査・病院報告の概況」
京都府における特定機能病院は、「京都大学医学部附属病院」と「京都府立医科大学附属病院」です。 これらの医療機関は、高度先進医療の提供や研究開発、専門的医療人材の育成を通じ、府内外の医療水準向上に大きく貢献しています。
また、府内ではすべての二次医療圏において地域医療支援病院が指定されており、全17病院が地域の中核的な役割を担っています。そして京都府内には、紹介受診重点医療機関として24施設が指定されています。
※出典：京都府保健医療計画
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」によると、医師の時間当たり所定内給与額（全国・男女計）は、令和6年には13,102円と上昇傾向にあります。勤務地や診療科によって変動はありますが、非常勤医師の報酬は全国的に1時間あたりおよそ1万円前後が目安です。
※出典：厚生労働省「令和６年賃金構造基本統計調査」