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本州最北端に位置する青森県は、三方を海に囲まれた豊かな自然環境のもと、青森市・弘前市・八戸市を中心に地域ごとの生活圏が形成されています。地形や気候が多様で、津軽地方の豪雪や太平洋側の偏東風（ヤマセ）など、エリアによって異なる地域性を持つことも特徴です。
県では、医師修学資金の貸与や臨床研修環境の充実など、医師の養成・定着に向けた施策を進めており、人口10万人あたりの医師数は着実に増加しています。
一方で、依然として医師不足が課題となっており、特に一般診療所医師数が全国平均を下回る状況です。
今後も、弘前大学医学部の地域枠維持や修学資金制度の活用を通じて、県全体での医師確保と外来医療体制の維持を目指しています。青森県での転職は、地域医療の中核を担いながら、地元に根ざしたキャリアを築ける貴重な機会といえます。
青森県で非常勤医師としての転職をお考えの方は、「医師キャリ」の求人情報をぜひご活用ください。
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令和5年10月1日現在、青森県には89の病院と16,069床の病床があります。
また一般診療所は850施設あり、そのうち有床診療所は109施設（病床数1,481床）です。
※出典：厚生労働省「令和５(2023)年医療施設（静態・動態）調査・病院報告の概況」
県内における特定機能病院は「弘前大学医学部附属病院」です。
また令和5年10月末現在、地域医療支援病院は7病院（独立行政法人国立病院機構弘前総合医療センター、八戸市立市民病院、独立行政法人労働者健康福祉機構青森労災病院、八戸赤十字病院、青森県立中央病院、青森市立市民病院、十和田市立中央病院）で、弘前・八戸・青森・十和田など主要地域に整備されています。
令和5年12月1日現在、青森県内の紹介受診重点医療機関は10施設あります。
※出典：青森県保健医療計画
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」によると、医師の時間当たり所定内給与額（全国・男女計）は、令和6年には13,102円と上昇傾向にあります。勤務地や診療科によって変動はありますが、非常勤医師の報酬は全国的に1時間あたりおよそ1万円前後が目安です。
※出典：厚生労働省「令和６年賃金構造基本統計調査」