京都府の常勤医師求人・転職・募集・転科一覧
令和4年度の医療施設調査では、京都府には160施設の病院（全国第15位）、その中で一般病院が149施設、精神病院が11施設あります。さらに2,496施設のクリニック（全国第12位）が位置しています。
京都府の医師数(総数)は9,067人で（そのうち医療施設の従事者数は8,525人）全国第10位となっています。男女比を確認すると男性6,406人、女性2,119人です。医療施設に従事する医師数は増加傾向で、全国的な動向とほぼ同じとなっているようです。
京都府は6つの二次医療圏（丹後医療圏、中丹医療圏、南丹医療圏、京都・乙訓医療圏、山城北医療圏、山城南医療圏）で構成されています。
京都・乙訓医療圏が「医師多数区域」、中丹医療圏と山城北医療圏が「医師多数区域でも少数区域でもない区域」、そして丹後医療圏と南丹医療圏、山城南医療圏が「医師少数区域」と設定されています。京都・乙訓医療圏に医師が集中してしまっていることから、他の医療圏への医師派遣等を通じて府内での医師偏在解消に向けた施策を行うこととしています。
在宅医療に携わる医師の確保について、将来全国での在宅患者数は各地域で増加することが予想されており、京都府でも令和17年頃には訪問診療を受ける患者数が最大となる見込みです。診療所等で働く医師の高齢化が進む中、在宅医療を担う人材の確保・医療資源等の地域間格差の解消も必要でしょう。
全国的に偏在が著しいと言われている、産科・産婦人科及び小児科。府内においても医療提供体制の充実を図るべく、各種の取り組みが進められています。
例えば、分娩数の急減が見込まれ、且つ医療資源が限定される府北部エリアでの各医療機関の役割分担、安心安全な分娩の安定的な確保。また妊産婦の高齢化によるハイリスク母胎・新生児に対する医療の需要は高いことを踏まえ、地域周産期母子医療センターの適切な配置と24時間365日分娩可能な体制の維持などを目指しています。
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※出典：京都府保健医療計画
https://www.pref.kyoto.jp/hofukuki/news/keikaku6to11.html
