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沖縄県は全国的に見ても医師が多い地域ですが、県内では医師の偏在がみられます。特に南部医療圏には医療機関が集中しており、大学病院をはじめとする医師数の多い病院が集まっているため、人口に対する医師数は他地域より多くなっています。
一方で、北部や離島地域では医師が不足しやすい状況です。診療科別でも偏りがあり、特定の診療科で医師不足が生じやすい地域があります。
今後は、北部や離島地域で医療を支える医師の養成・確保を進めるとともに、医師不足が顕著な診療科への対応が課題です。加えて、研修医の確保や研修体制の充実、医師の勤務環境改善も重要であり、これらの取組を通じて県内全域で安定した医療提供体制を維持していく必要があります。
沖縄県で非常勤医師としての転職をお考えの方は、「医師キャリ」の求人情報をぜひご活用ください。
令和5年10月1日現在、沖縄県には89の病院があり、病床数は18,660床です。
一般診療所は928施設あり、そのうち有床診療所は60施設、総病床数は752床となっています。
※出典:厚生労働省「令和5(2023)年医療施設(静態・動態)調査・病院報告の概況」
沖縄県の特定機能病院は「琉球大学病院」であり、 また、県内には13の地域医療支援病院(沖縄県立北部病院、北部地区医師会病院、沖縄県立中部病院、中頭病院、ハートライフ病院、中部徳州会病院、沖縄県立南部医療センター・こども医療センター、沖縄赤十字病院、那覇市立病院、浦添総合病院、友愛医療センター、大浜第一病院、沖縄県立宮古病院)が承認されています。
※出典:沖縄県医療計画
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」によると、医師の時間当たり所定内給与額(全国・男女計)は、令和6年には13,102円と上昇傾向にあります。勤務地や診療科によって変動はありますが、非常勤医師の報酬は全国的に1時間あたりおよそ1万円前後が目安です。
※出典:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」