医師の求人・転職・募集・転科専門サイトは医師キャリ
宮崎県では、医師数は年々増加しているものの、依然として全国的には医師少数県に位置づけられています。県全体の医師の平均年齢は全国より高く、高齢化が進行していることから、今後の医療提供体制の維持に向けて、若手医師の養成・定着が大きな課題となっています。
また、医師の地域偏在も顕著で、県内の半数以上が宮崎東諸県医療圏に集中しており、その他の地域では医師不足が深刻化しています。特に、へき地を含む地域医療の担い手確保が急務です。さらに、内科や小児科、産科といった全国的に不足が指摘される診療科でも人材確保が課題となっています。
今後は、若手医師が地域で安心してキャリアを築ける環境づくりを推進し、県内医療機関への定着支援や診療科間の偏在是正を図りながら、地域全体で持続可能な医療提供体制の構築を目指します。宮崎県で非常勤医師としての転職をお考えの方は、「医師キャリ」の求人情報をぜひご活用ください。
令和5年10月1日現在、宮崎県には129の病院があり、病床数は17,815床となっています。
また、一般診療所は906施設あり、そのうち有床診療所は131施設、総病床数は2,095床です。
※出典：厚生労働省「令和５(2023)年医療施設（静態・動態）調査・病院報告の概況」
宮崎県の特定機能病院は「宮崎大学医学部附属病院」であり、高度な医療提供や医療人材の育成を担う中核的な役割を果たしています。
また、県内5つの二次医療圏で計9つの地域医療支援病院（古賀総合病院、独立行政法人地域医療機能推進機構 宮崎江南病院、宮崎市郡医師会病院、県立宮崎病院、県立延岡病院、独立行政法人国立病院機構都城医療センター、都城市郡医師会病院、小林市立病院、県立日南病院）が承認されています。
令和5年（2023年）10月末時点で、紹介受診重点医療機関として15病院が指定されています。
※出典：第8次宮崎県医療計画
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」によると、医師の時間当たり所定内給与額（全国・男女計）は、令和6年には13,102円と上昇傾向にあります。勤務地や診療科によって変動はありますが、非常勤医師の報酬は全国的に1時間あたりおよそ1万円前後が目安です。
※出典：厚生労働省「令和６年賃金構造基本統計調査」
