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【山形県】医師の気になる平均年収は?年収相場を施設形態別でもご紹介!

大阪の医師の平均年収

東北地方の中で日本海側に位置する「山形県」。夏は暑く、冬は全国でも有数の「豪雪県」で雪が多く降る地域です。

山形と言えば…皆さんは何を思い浮かべますか?
秋になると食べたくなる、山形県民がこよなく愛する郷土料理「芋煮」や「玉こんにゃく」、さくらんぼ以外にもブルーベリー・西洋なし・すもも・ブドウ・りんご・庄内柿などの果実、そして日本三大和牛ともいわれる「米沢牛」は、山形を代表する極上グルメとして広く愛されていますね。
スポーツ好きは必見!山形には数多くのスキー場が存在し、樹氷や温泉で有名な「蔵王温泉スキー場」や夏でも遊べる「月山スキー場」など個性豊かなゲレンデもいっぱいあります。

THE雪国のイメージが強い山形県ですが、実は2007年に塗り替えられるまで74年もの間日本の歴代最高気温(40.8℃)を保持し続けていたことをご存じでしょうか。
そんな山形には「冷やし文化」が生まれ、「冷やしラーメン」や「冷やしシャンプー」などがあり、どちらも山形の夏を語る上では欠かせないご当地グルメとアイテムです。

今回は、そんな魅力溢れる山形県の医療の現状について詳しくご紹介していきます。

山形県で「医師」として従事する際は、どれくらいの年収(給料)を得られるのか?自分の求めている生活レベルや環境は?といったところを事前に把握しておくことが大切です。
年収によって生活水準なども変わってきますし、しっかりと確認しておけば安心して働くことができるでしょう。

この記事では、山形県で転職を検討している医師の方向けに、山形県における医師の年収相場や最新の医療の現状などをご紹介します。施設形態別で全国および山形県の医師の年収相場についても同時に解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

山形県の医療の現状について

大阪の医師の平均年収

山形県の人口(総数)は1,029,706人、その中で男性が499,465人、女性が530,241人。世帯数は、401,596世帯となっています。(令和5年6月1日時点)
総人口の推移を見てみると、昭和25年の1,357,347人をピークに減少傾向が続き、昭和48年には1,214,154人まで減少しています。その後は回復した時期もありましたが、平成11年には125万人を下回る結果となり、それ以降は減少幅の拡大が続き19年に120万人、30年に110万人、そして令和4年には105万人を下回っています。

令和2年度の山形県における医師数(総数)は2,608人、そのうち医療施設の従事者は2,448人で全国第39位となる低さでした。男女比をみてみると「男性医師」は2,009人、「女性医師」が439人です。山形県の人口10万人対医師数(総数)も見てみると、244.2人と全国平均(269.2人)よりも25人ほど低い水準となってます。

令和3年の医療施設動態調査(都道府県別にみた施設数)によると、全国には8,205施設の病院と104,292施設のクリニックがあります。
山形県には67施設の病院(全国で第42位)があり、その中で一般病院が53施設、精神病院が14施設、そして913施設のクリニック(全国で第33位)が位置しており、病院とクリニック両方の結果が全国の中でも低水準のレベルとなっています。前年度と比較すると、病院の数は変わらずもクリニックは3施設増加となっているようです。
また、山形県の10万人対医療施設数で換算すると、病院が6.4施設でクリニックが86.5施設となっています。本県の平均は全国平均(病院6.5施設/クリニック83.1施設)に比べてクリニックの方が上回る結果となっていることが分かりますね。

病床数に関しては病院が14,183床でクリニックが558床となっており、前年度と比べるとそれぞれ病院が26床減少、クリニックが37床減少です。
人口10万対の病床数に関して、病院が1344.4床でクリニックが52.9床と、病院の方が全国平均(病院1195.2床/クリニック66.7床)を上回る結果となっています。前年度との比較はそれぞれ病院が14床増加、クリニックが2.8床減少です。

次は、二次保健医療圏について見ていきましょう。
山形県における二次保健医療圏は、下記の市町村で構成される4つの医療圏となっています。

二次保健医療圏 構成市(区)町村
村山二次保健医療圏 山形市、寒河江市、上山市、村山市、天童市、東根市、尾花沢市、山辺町、中山町、河北町、西川町、朝日町、大江町、大石田町
最上二次保健医療圏 新庄市、金山町、最上町、舟形町、真室川町、大蔵村、鮭川村、戸沢村
置賜二次保健医療圏 米沢市、長井市、南陽市、高畠町、川西町、小国町、白鷹町、飯豊町
庄内二次保健医療圏 鶴岡市、酒田市、三川町、庄内町、遊佐町

県内で最も医師数が多いエリアは、「村山二次保健医療圏」となっていて、このエリアは4つの医療圏の中で医療施設数(病院/クリニック)もNO.1です。現在は、全部で33施設の病院があり、そのうち24施設の病院がある“東南村山エリア”には三次医療機関や大規模な病院などが集中していて、県内では最も医療体制が充実しているといえるでしょう。

一方で、最も医師数が少なく且つ医療施設数も少ないエリアは「最上二次保健医療圏」です。このエリアにおける医師の数は年々減少傾向にあり、今後は開業医の高齢化と減少によってかかりつけ医などを担う医師が減ることも想定されています。こうしたことから、残された病院勤務医に更に負担がさらに増える懸念も考えられているのです。

山形県での医師確保対策については、山形大学医学部や県内の医療機関、また医師会などと連携を図りながら、短期的に効果が得られる施策と効果が得られるまでに時間を要する長期的な施策をバランスよく組み合わせて取り組んでいます。
同県における詳しい現状と課題・具体的な取り組み内容、個別の診療科における医師確保計画や2次医療圏別の医師確保の方針等は下記をご確認ください。

※出典:山形県医師確保計画について/
https://www.pref.yamagata.jp/documents/18219/r1-4keikakuann.pdf

※出典:山形県 第7次山形県保健医療計画について/
https://www.pref.yamagata.jp/090001/kenfuku/iryo/keikaku/hokeniryou-plan-62.html

※出典:令和3(2021)年医療施設(動態)調査・病院報告の概況/
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/iryosd/21/

山形県における医師の年収相場

厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、全国の医師の平均年収(男女)は1,428.8万円です。(平均年齢45.6歳、勤続年数6.6年)
山形県における医師の平均年収(男女)は1,049.8万円(平均年齢36.4歳、勤続年数4.8年、月間労働168時間)のため、全国平均を下回る結果となっていますね。

ここで特に注視したいのが、山形県における医師の平均年齢と勤続年数。平均年齢は全国平均よりも約9歳低く、全国の中でも平均年齢が極めて若いことが分かっています。また勤続年数の方も全国平均より約2年短いですね。
同県には医学部(山形大学)はひとつしかないこともあり、東北地方の中で見ても年収相場は低めの傾向です。
しかし前述したように、医師の数が足りない地域となっているためその分、医療機関に待遇や年収を交渉できる可能性も十分にあるといえるでしょう。
もちろん医療機関や法人、業務内容などによっても年収は違ってくるため、あくまでも参考程度でお考え下さい。

※上記の平均年収は、きまって支給する現金給与額×12+年間賞与その他特別給与額で算出しています。

※出典:厚生労働省 令和4年賃金構造基本統計調査/
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2022/

【施設形態別】山形県における医師の年収相場

大阪の医師の平均年収

医師キャリでは山形県の常勤医師求人が200件近く掲載されています。中でも一般急性期病院とケアミックス病院の求人が多い傾向にあるようです。

ここでは、山形県の医師の年収相場を4つの施設形態別に紹介します。それぞれ施設形態別の求人の傾向なども一部記載していますので、参考にしてくださいね。
※なおデータに関しては、医師キャリに掲載されている求人情報をもとに算出した数値です。

クリニック

山形県のクリニックから出ている求人には、当直無し求人や福利厚生が充実していて残業も基本なくメリハリ勤務可能なクリニック求人、落ち着いた職場環境が魅力の求人などがいくつかあるようです。
医師がクリニックで働くメリットとして、プライベートの時間が確保しやすいといえるのではないでしょうか。そもそもクリニックは病院勤務などと比べると入院施設がないもしくは少なく、緊急の呼び出し・当直・夜勤などもほとんどないのがクリニックの大きなメリットといえます。
こうしたことから、クリニックでの勤務は仕事だけでなくプライベートも充実させたい医師の方や、ゆとりをもって働きたい育児中の女性医師にもおすすめでしょう。

一般急性期病院

山形県で一般急性期の常勤医師求人は、50件近くあります。
山形県の一般急性期病院から出ている求人には、週4日勤務可能な病院求人や複数名体制で安心勤務ができる求人、ほぼ残業無しで定時帰宅可能な病院求人などが目立ちます。

他には、週3日勤務OKの求人や年収1,800万円以上を目指せる病院求人も複数ありました。

ケアミックス病院

山形県でケアミックスの常勤医師求人は60件以上あるようです。
山形県のケアミックス病院から出ている求人には、勤務時間相談OKで急性期から次のステージをお考えの先生や、内視鏡件数を増やして患者数も増やして頂ける先生大歓迎の求人がいくつか見受けられます。
また、週3日勤務OKで当直免除可・設備充実の病院求人や、当直無し・メディカルスタッフが充実していて働きやすい職場環境が魅力の病院求人などが複数あるようです。

精神科病院

山形県の精神科病院から出ている求人には、ワークライフバランスが整った職場で働きやすいと評判の病院求人や勤務時間相談OKな病院求人などがあるようです。

近年では、認知症や気分障害などによって病院を受診する方が増えている影響から、精神科医の活躍が求められているといえます。
主な業務内容としては、外来・検査(診断)・病棟管理、疾患に応じた治療など。
精神疾患が疑われる方それぞれに合う治療方法を見つけて実施することは、もちろん簡単なことではありませんが、精神科医にとってはやりがいを感じる部分でもあるのではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は山形県で転職または移住などを考えている医師の方向けに、最新医療の現状や医師の年収相場をご紹介しました。

改めて、山形県における医師の平均年収(男女)は1,049.8万円(平均年齢36.4歳、勤続年数4.8年、月間労働168時間)となっています。

医師の年収相場は各診療科や施設形態別などでも変動するため、今回ご紹介した内容を参考に「譲れない条件を決める」「自己分析を行う」などの対策をしっかりと行い、山形県内でご自身に合った転職先を探してみましょう。

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