開業医の悩み

開業医の悩みは、まず跡継ぎの問題があるので、それが一番の悩みだとおもう。自分の家が内科ならば、内科の跡継ぎがほしいものだ。あるいは嫁が内科医であったり、嫁さんに病院を任せてあとは自分は事務をするとかいう方法をとると思います。後を継がない、あるいは医者になれなかった開業医の息子や娘は非常に立ち場的にはきまずい。開業しているからこそ次ぎにつなげたいとおもうのが当然でありますよね。でも次ぎがいなかった場合は、どうするのだろうか?とおもうけど、大きなグループに入ってしまうんですよ。前にいた病院がそうでした。父親が整形外科の院長で、弟が事務長。で院長の息子は精神科の医者だったので、院長は大きなグループに入る事になったそうです。名前もかわりましたし、移転もしました。
でもまぁ、それはそれでよかったのかもしれませんよ。辞めたドクターもいましたが、ジプシードクターするんだろうか?まぁ、年をとってからの整形外科の医者は怖いものがあるので・・・前は大きな病院のドクターも外来にきて術場にはいってくていたのですがね。今頃どうしてるんだろうか?仲良かった人も疎通なくなってしまったので、どうなったかわかりません。まぁ、整形外科は慣れてしまえばルーチンで動けるので、体力がいるけども。でも医者も体力が必要だかならぁ。
術場・外来・カンファレンス・当直などなど。大忙しですよ。でもまあぁ、その分給料もいいけどね。

医者の心理

医者は本当の事を知っている。この病状ならどのぐらいまで保つとか、どのあたりまでなら効果が期待できるとか。しかし分ってるけども、ストレートにはつたえられないのが辛いところ。どのあたりませ説明すればいいのか、専門用語をつかってもどこまで理解できるかどうか、簡単でシンプルにかつ丁寧にね!でもね、相手が医療従事者なら遠慮はできないだろうし、血液データーみただけで、わかっちゃうし。医者の方も苦労するとおもう。そりゃ、間近に死がせまっている人ならば・・若くして亡くなった私の友人は、最後はとりみだすことなく逝きました。医療従事者でした。わかっていたんだと思います。おそらく。私もわかりました。肺まで転移していて、抗がん剤も使用せずに、痛み止めだけ内服していたので、おそらくこれが最後だろうなぁとおもっていけど。あーお墓参りしてないや。そろそろいかないとな。とまぁ、医者からすれば医療従者を患者にもつとある意味らくだけど、ある意味つらい部分もあります。外科的に治療して治るならばそれはそれでいいとおもうのですがね。でも大抵はどこかに転移してしまっていたりと、説明に時間もかかり、その後のメンタルフォローもするのです。その点考えれば、ある程度人の死をなんども目にしている私はいつも死と隣り合わせというのがよく実感できます。八つ当たりする人もいるしね。それを受け入れてなおかつ一緒にどうするかも考えるのも仕事です。

怖いのは私

医療従事者はあまり怖いものはありません。幽霊だろうがなんだろうが、忙しい仕事の邪魔にならなければいいのです。ひやっと内心することがあっても、「うわ~こわぁ~」というのはあまりないと思います。自分が病気になった時もたぶん私は冷静だと思います。血液データーをみせてもらっても、写真をみて説明されてもたぶん家族以上に平気だとおもいます。家族のほうが取り乱すと思います。当事者はたぶん平気。医者の言いたい事だって分るし、専門用語をつかって、家族の前ではなんとか誤魔化せないだろうかといつも思います。ドクターも私が医療従事者ならば遠慮はいらないと思います。本当の事を行ってくれた方がよっぽど楽ですよ。先の計画が立てやすいのです。何も知らされないのは辛いですね。私としては自分の病気の進行とかを逐一知りたいのです。何も知らされずに逝くのはいやですからね。知らないというのが一番怖い。延命治療の効果とかわかりますし、5年生存率とかもわかりますし、末期なら末期らしく、ペインコントロールしたいですしね。ただだまってベッドの上で点滴され、これはなんの薬だろうかと思うと、逆に不安じゃないですか。今の告知システムはいいですよね。たしかに知識があまりない患者さんには酷かもしれない。八つ当たりもしたくなる。しかし、知らない事ばかりで、隠される方がもっと辛いのです。私はね怖さを克服したいのです。医者の言葉を信用してないわけじゃないけども・・・

TVドラマの医者というのは・9

医者ってやっぱり転職する時には有利になるとおもわれる。地方に行けば医者不足だし、都市でも医者不足。もちろんナースも不足していて、今や7:1看護で動いているから、ナースの移動も結構激しい。その点医者は何歳になっても勉強をしていれば随時募集が掛っている。しかし、医者は体力がないと難しい。当直もあるし、研修医時代はろくに家にも帰れない。当直のバイトししながら生活をつないで行く感じである。その点・TVの医者は暢気だなぁ。と思う。院長レベルになると医者が辞めて行けば、その医者についてゆく患者がいるわけだから、病院としては、なるべく腕のいい医者に残って欲しいのだ。おまけに看護部長から看護師の確保の件とかいろいろ大変なんですよ。都会でも歯医者が異様に多いように思える。医者と歯医者。似ているようだが全く違う。そもそも歯を診る専門なんだからね。医者ば分野毎にちがってくるけども。
住んでいる場所によって、歯医者は沢山いる。まぁ、歯科衛生士と組むので、ナースはいらないが、医者が開業するときには、どうしても看護師が必要になってくる。この看護師の確保が結構大変だったりする。点滴・採血・診療の補助など様々な事をするので、最低でもクリニックだけでも3名以上は欲しい。開業してしまえば、医者は院長となるのである。大きな個人の病院ならば、跡継ぎがいて、他の場所で修行して、良い頃合いになれば自分病院で働くというのが、セオリーです。

TVドラマの医者というのは・8

なんか間違っているような気がする。TVドラマの医者はやっぱり現実とはちがい、色々な医者がいるのに、どれも統一されているのである。まぁ、一般視聴者に分りやすい医者像なんだろうなぁと思いますよ。でもやっぱり違うんだよね。現実感がわかない。医療ドラマならもっと内容を濃くしてもいいんじゃないだろうかとおもう。今の時代、ドクターもいろいろと回っているので、経歴みると色々な病院があってさすらいナースじゃないか・・・と思うぐらいです。まぁ、ナースも色々ありますが、ドクターも色々ありますよ。医者って退職するときにはどうやっているんだろうなぁと思います。ナースは比較的辞めるのが簡単ですが、ドクターはどうなるんだろうなぁと思いますよ。ヘッドハンティングじゃないが、良い医者探そうと思えば、それなりにお金も掛りますから。おまけに大変なんですよ。医者の確保って。ナースの確保も大変ですけどね。なにせ病院経営は大変ですよ。医者がいてもナースとかいないと大変ですし、医者不足も大変ですし。なにせTVドラマの医療ってなぜか、充足してますよね。医者もナースも他のスタッフも。不足してますよ。スタッフなんて。いつの時代も。田舎に行けば医者不足、ナース不足に悩まされ、都会にいけば開業は難しくなるしな。それでもやっぱり医者ばかりTVの主役はっていて、その他の部門が主役になることはないよね。やっぱり派手だからな、医者というだけで。

TVドラマの医者というのは・7

今の時代、患者さんはお客様であります。が、言うこと聞かない患者さんも沢山いるわけで、糖尿病なのだから、透析寸前になるよ?といっても信用しない患者さんが多いです。しかし、TVドラマの医者って派手ですよね。透析のTVドラマはないし、医者はいつも手術しているわけじゃないのです。そりゃ外科のドクターは手術しなきゃならないし、産婦人科の医者も帝王切開もしなきゃならないし、小児科の医者だって連携とらんといかんし。そういったチームワークで動くというのが見られないのです。ドクター単発で動いているように見えますが、麻酔科の医者だっているし、縁のしたの力持ちのドクターたちだって一杯います。院長とか名医とかわかりやすいですよね。肩書きに弱いんですかね。私が医者を選ぶときは、まず肩書きよりもなによりも、腕の良さを信用してますから。そしてどうしてこんなにも大きい病院なのに、なんかとっても暢気。
廊下を行くスタッフの数の少なさ。どうやって回転させてるの?掃除の人もいないし、なによりも看護師の姿が少ない。ナースステーションにいるわけだけども、そんなに沢山いる時間じゃないはずなのに、なぜかナースステーションにはいるんだよね、医者だって、回診とか外来とか見なきゃならないのに。大きめの病院ならスタッフはしりまわっているのにな。やっぱり医療関係者がいないとTVドラマ化は難しいなぁとおもいます。

TVドラマの医者というのは・6

なにか現実感のない医者ばかりですよね。TVドラマの医者って。どうしてこの場面でこうなるんだろうかとか、色々おもう所がありますので、あまりTVドラマの医療ドラマは見ません。かといって普通のドラマでも医者が登場する場面でも、さきが読めちゃう辺りが冷めてしまいます。
なんでこの程度で入院させるかな・・・とか、この程度なら外来点滴で十分だろうとか。この病院は余程暇なのか、緊急じゃないのに入院させるとか、今の時代入院在籍日数を少なくしようとしてますので、その流れにそっていないとか、色々あります。それも結構大きい病院だったりすると、ベッドはいつも満床のはず・・・・予約入院とかで埋まっているはずなのですが、なぜかTVドラマの病院はベッドが都合よく空いていたりする。これってどうよ?と思います。医療ドラマで「白い巨塔」とかありましたが、あれって本当に昔のドラマですよ。今の時代はドクターカンファレンスが頻回におこなわれているので、その場で方針が決まるというのはありません。
ドクター同士でカンファレンス行われますので、それにそった治療が行われます。独断で治療ほど怖いものはありません。やっぱりドクター同士での話しあいが必要ですよ。どのTVドラマをみてもドクターカンファが行われてるシーンがないのです。離島で一人しかいない場合は例外をおいても、相談しますよ。電話とかで。間違った治療してしまったら大変ですからね~

TVドラマの医者というのは・5

非常にうさんくさい医者がおおいのですが、現実もうさんくさい医者が沢山いますよ。いえ、本当に。とあるブラック病院の医院長は車事故の保険目当てで入院するような場所の病院で、車の保険を目当てに入院させているようなものですから。後は社会的入院させたり、ショートステイならぬ、ショート入院。検査入院じゃないんだから、なにをしに入院させるのだろうか?などとおもってみておりました。しかし、TVドラマの医者はなんであんなに若い医者ばかり揃っているんだろうか?通常はベテランから若手までそろっているし、医局があんなに綺麗なわけがない。まぁクラークがいる医局は多少綺麗かもしれませんか、大抵の医局は酷い有様です。どこに書類があるのやら、指示をもらいに医局とかにいくと、もう乱雑ですごいものですよ。院長室なんてあんなに広くてごみ箱が空になっているわけがない。書類の山ですよ。机の上はいつも。ついつい細かいところまで目がいってしまうのは医療関係者だからかもしれないよね。ついでに看護師の場面になるともっと目が厳しい。そんなに看護師暇じゃない。暇そうにうろうろしてない。詰め所戻る時は、処置が終わった時と、記録を書くときと、リーダー報告時だ!暇してないで、さっさと明日の検査の確認とかしろ。と思ってしまう。クラークなんていない方が殆どなのだから、スピッツの準備とかこっちがやるんだ!大変だんだからな。とブツブツいってしまうのはクセ

TVドラマの医者というのは・4

医療関係はどうみてるんでしょうね。リアリズムを追求してないと思いますが、あまりにもお粗末すぎてつまらないというか、一介のチンピラごときを相手にするわけがない、と思います。院長は忙しいから。今は全国的に看護師不足なのですが、その確保とかもしなきゃならないのですよ。看護部長と協力して看護師確保に余念がない。給料安いと来ないし、高すぎると人件費がかかりすぎるし、かといっていないと入院患者を減らすしかないし。とにかく院長というのはいそがしいので、殆ど診察とは外来にしかでません。おまけに院長じゃないと嫌だというじいちゃんばあちゃん達が沢山います。私は院長以外の方の腕のいい医者の方が、多少性格に難があっても受診するのですがね。この前もTVドラマで白衣して眼鏡かけて、あれはどうみても50代前半の若い院長が賄賂を受け取っているシーンがありました。そんな昼真っから院長室にいる医者なんて少ないと思いますよ。殆どが外来や来客やら、病棟やらとで捕まえる方がむずかしのです。医者は所在確認をできるだけしてほしい。PHSをもって歩いて欲しい。どこでも繋がるようにしてほしい。掴まらないと困るから。うちの施設は夜勤はドクター不在なのですが、夜中にも電話をかけます。出ない・・・出ない・・出ない、携帯に電話してみるが出ない!自宅の電話ならでる。でろよ、携帯、なんの為?と思いますよ。TVドラマの医者は一般人に分りやすいようにああなのかなあと思います。

TVドラマの医者というのは・3

TVドラマの医者はうさんくさいのですが、目につくのがどうしても医者=術場というイメージがつよいんですよね。本当は術場には最初にメスをいれる医者とか、サポートの医者、若手の医者、研修医、そして麻酔科のドクターがいて、加えて、看護師達がいます。TVの中では看護師の数があまりにも少ない。というか、基本看護師いないと術場動けないですから。直介助から外回りいたり、連続して術場にはいるのはあまりないのです。かなりつかれます。直介助の場合は交替で入ります。だったら、医者が直介助やれとおもうかもしれませんが、ここでもセンスの良さがものをいうます。ナースも術場のセンスが要求されます。加えて一番肝心なのは、麻酔導入時が一番怖い。麻酔科がかける時と、覚めさせるときとが一番難しい。途中はなにかないかぎりは大丈夫なのですが、麻酔導入時暴れる患者とか、覚める時にも暴れる患者が沢山いるので、看護師とかは暴れたら怖いのです。あちこちモニター類やチューブ類があるので、暴れて引っこぬかれたりしたら大変ですから。留置の為、また麻酔かけ直したりするのですからね。
そのたびに、機械を新しいものにします。機械は沢山あるわけじゃないので、術中にどんどんと機械がおりてきて、洗浄して、滅菌して、を繰り返しております。大きな病院だと助手さんがいますが、大抵は看護師が地味に洗ってセットして、乾燥させますよ。地道な苦労もしているのですよ。